大物ギタリストの音楽と人生を描くドキュメンタリー映画『ゲット・ラウド』ジャパンプレミアに小林克也、鈴木おさむ、Charが出演

大物ギタリストの音楽と人生を描くドキュメンタリー映画『ゲット・ラウド』ジャパンプレミアに小林克也、鈴木おさむ、Charが出演

小林克也、鈴木おさむ、Charらが絶賛
、映画『ゲット・ラウド』ジャパンプ
レミア開催

U2のジ・エッジ、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト3人の大物ギタリストが、自分たちの言葉で、自らの全てを初めて語る、音楽ムービー『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』(9月9日公開)のジャパンプレミア試写会が、六本木ミッドタウン内にあるビルボードライブ東京にて開催された。

試写会には「人生」と「ギター」にまつわる本作にふさわしい豪華なゲストが登場。本作の字幕監修を手掛けたDJの小林克也、日本を代表するギタリスト、Char、放送作家の鈴木おさむ、映画コメンテーターLiLiCoが、それぞれの言葉で本作の魅力、「人生」と「ギター」について語った。

Charは「やっぱりギタリストじゃないと分からない会話や考え方、そういうものが随所に出てきて。60年代、70年代に活躍したジミー・ペイジと、80年代、90年代以降のジ・エッジ、ジャック・ホワイト—ギターが無かったら自分の人生がどうなっていたか分からないギターに魅せられた、いわゆるギター馬鹿の三人の集りなので、非常に自分にフィードバックして観ました」と同じギタリストとしての観点から、この映画の感想を語り、「ギタリストとしてギターのドキュメンタリーを観るとつまらないんですよ。でもこの映画は、この三世代が詰まっているところが面白いですよね。音楽じゃないところでも、何をテーマにすれば世代を越えて付き合っていけるのか、凄く分かりやすい映画になっているのかな」と、世代感をテーマにした映画として分析。
小林克也は「一回涙が出ましたね。何回か鳥肌が立ちました。一番の鳥肌を感じたところは、ジミー・ペイジ自らが、ジョン・ボーナムのドラムの録音場所の種明かしをするシーン。そこで演奏したのか! と感激しました」「僕からひとつ言いたいことは、この映画はギターの映画に見えて、ギターの映画ではないということ。例えば、おそらくみんなも三人のいずれかの音楽を聴いているはず。世代を繋ぐ感動がまずあって、そしてもう一つ、クリエイトすることの悩みを体験した人は、この映画を観ると救いがいっぱいあると思いました」

鈴木おさむは「好きなことを創り続けるって辛いことじゃないですか、でもその辛さを越えた人たちの人生の物語だから、なんだかそういう人ってカッコイイなって思いました。ギタリストとしてではなく、男として」またLiLiCoも「何かに夢中になることって、幾つになっても遅くないし、その夢中になったことで成功して、みんなに影響を与えているってことは本当に素晴らしい。みんな趣味を持たない、何も夢中になれない、どうしたらいいか分かんない、草食男子ばかりの今の世の中で、本当に気持ちいい男性たちですよね」と感想を語った。

映画『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』
9月9日(金)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー!
出演:ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)、ジ・エッジ(U2)、ジャック・ホワイト(ザ・ホワイト・ストライプス)/監督:デイヴィス・グッゲンハイム(『不都合な真実』)
提供:ソニー・ミュージックエンタテインメント 配給:アスミック・エース

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