加山雄三×TUBE、湘南で復興ライブ　
いきものがかりサプライズ登場

加山雄三とTUBEが主催するチャリティーライブ＜湘南からエールを〜東日本大震災復興支援ライブ〜＞が8月27日(土)に神奈川県・湘南の鵠沼海岸にて開催され、湘南にゆかりのあるア−ティストのほか、オープニングアクトとしてEyes’、仙台在住のシンガーソングライター・Rakeらが出演した。

RIP SLYMEやキマグレンといった出演者が次々と真夏のナンバーを披露し熱いライブを繰り広げていく中、イベント発起人のTUBEのステージがスタート。『シーズン・イン・ザ・サン』などお馴染みのヒット曲を熱唱した後、前田亘輝が「僕らの地元の後輩を紹介します」と呼び掛けると、登場したのは神奈川県厚木・海老名出身の３人組ユニット・いきものがかり。予想外の演出に会場からは大きな歓声が沸き起こった。

2組は、今年7月24日に横浜スタジアムで行われたいきものがかりのライブに前田がサプライズで出演したという経緯があり、今回はいきものがかりの『笑ってたいんだ』、『じょいふる』など計3曲をコラボレーション。またヒット曲『ありがとう』を披露する際、前田は「初めて聴いた時に、ものすごくこの曲いいなーと思った、この曲をずっと歌いたいと思っていた」と感慨深く語った。

その後トリとして登場した加山雄三は、MCで「震災後、もう海の歌は歌えないかもな・・・と思っていたら、テレビで被災地の漁師さんが『別に海が悪いわけじゃない、俺達は海で働いて幸せをもらってきたんだから』と話していた。被災地の漁師さんたちはものすごい勢いで復興に向かっている。やっぱり海の歌を歌おうと思った。」と話し、TUBE、キマグレンとのコラボを含む計９曲を力強く熱唱。

ライブの最後には、TUBEが制作した東日本大震災復興応援ソング『RESTART』を出演者と参加者で大合唱し、集った15,000人が一つとなって湘南から被災地へと“エール”を送った。