『YUZU ASIA TOUR 2016 Summer NATSUIRO』ビジュアル

『YUZU ASIA TOUR 2016 Summer NATSUIRO』ビジュアル

ゆず、夏に初のアジアツアー開催&新
アーティスト写真を発表

ゆずが今夏に自身初のアジアツアー『YUZU ASIA TOUR 2016 Summer NATSUIRO』を行なうことが決定した。
7月9日のシンガポール公演を皮切りに、香港、台湾の3カ所で敢行。その後、大阪・Zepp Namba、東京・豊洲 PIT 2カ所で凱旋ライブが行なわれる。また、5月20日には最新アルバム『TOWA』台湾盤の現地リリースも決定。発売日付近には、ゆずの台湾でのプロモーションも予定している。

アジアツアー決定に伴い、新アーティスト写真とツアー紋章(エンブレム)「双猿、虹を架ける」も完成。 扇を持った猛々しい“猿"をアイコンに、ゆずが海を渡りアジアへ飛び立つさまを、新進気鋭のアーティ スト・岡本瑛里氏が表現。また、アーティスト写真の撮影は、ツアータイトルにも冠された 1stシングル「夏色」のMVの舞台となった神奈川・鎌倉市の七里ヶ浜で行なわれたとのことだ。

【ゆずよりコメント】

「アジアでライブをしたい!」

その夢が、デビュー20周年を目前にした今年、ついに叶います。

ツアータイトルにもなっている“NATSUIRO=夏色"は、ゆずのデビュー曲であり、 代表曲でもあるので、今回のライブは初めて会う皆さんに観てもらう、 自己紹介のようなライブにしたいと思っています。

もう一度初心に立ち返り、ゼロからスタートする気持ちで、 アジアの皆さん大切に僕らの音楽を届けに行きます。

【高橋信也(森美術館)よりコメント】

■紋章(エンブレム)「双猿、虹を架ける」について
デビュー20周年を目前に、ゆずが臨む初のアジアツアー<YUZU ASIA TOUR 2016 Summer NATSUIRO>。その象徴となる紋章(エンブレム)が完成した。

扇を持った猛々しい表情の二匹の猿が、日出国「日本」を後に、虹色の霞とともに海を渡ろうとしている。「申年」の今年、初めてのアジアツアーに際して、ゆずはツアーのアイコンとして「猿」を選んだ。そし て、そのアイコンとしての絵画の制作を新鋭アーティスト岡本瑛里に託した。

古来、「猿」は聖獣とされる一方、蔑称としても使われる。それは日本の現実、訪問する各国との近代の相 克や共感、期待や新たに起こる出会いも、すべてのことを受け止めようとの構えを持った、並々ならぬ覚 悟を持ったサムライの「サル」なのである。 常に「人間」を今の自分たちの声で誠実に歌い続けてきたゆず。雄渾な決意とともに海を渡るゆずの意図 を十分に受け止めて、岡本は一枚の絵を制作した。

岡本の作品の持つ、いくつもの気流が出会うことで生み出される躍動感は、今回ゆずがアジアに向かう冒 険ともよく似ている。それはとりもなおさず明治期の日本文化が近代化の過程で遭遇した衝撃を、現代を生きるゆずと岡本瑛里がタッグを組んで、もう一度追体験することにほかならないからだ。

ゆずはこの絵画世界を背景に、どのようにアジアの人々と出会うのだろうか? そしてどのような、新たな表現を生み出すのだろうか?


■画家・岡本瑛里について
岡本瑛里の作品を観た時、明治期の画家たちに見られる芳醇なオーラを纏っていることに驚いた。
謡曲や民俗学、民間伝承など日本文化生成の土壌に深い関心を持ち、芸大油画に籍を置きながら、そうし た神話的世界の視覚化を求めて、半透明の絵具を何層にも塗り重ねていく技術的な試み繰り返してきた。 それは日本の根源的美意識と西洋に起源を持つ絵画技術の実験の末、 漸く実現した融合のたまものなのである。

図らずも明治期の画家たちが経験した日本と海外の文化的衝突の相似形ともいえる緊張感が、岡本の絵画 の中に再現され作品を豊かに特徴づけている。

【岡本瑛里氏よりコメント】

子供の頃から自然と耳にしてきたゆずの楽曲。自分が生きる世界の現状を意識するようになった今改めて 聴くと、心からの言葉でときに明るく楽しく、ときに優しく穏やかに背を押してくれるその音楽が20年間 歌い続けられてきたそのことに、とてつもない力強さを感じます。

近年畑を荒らすことで問題になっている猿ですが、山歩きをしていると、真正の山猿とでもいうべき猿た ちに遭遇することがあります。彼らは雪深き冬場は樹上でヤドリギのように丸くなり、食べるものも無いのか小枝の皮を囓って凌いでいますが、夏から秋にかけては打って変わって木々の間を素早く跳び回り、 まさに季節を謳歌しているといった様子で、実に活発です。古くから日本の人々は猿のこの忍耐強さと活力に親近感と人を越えた霊力を感じて、神や、神の遣いとしてきたに違いありません。また、このような 猿信仰は、これからゆずがツアーで訪ねるアジアの他の地域から日本へやってきたものでもあるでしょう。

今回ゆず初めてのアジアツアーのアーティスト写真として制作した「ゆず、南へ」では、日本の気候風土 から顕現した猿がゆずのお二人を七里ヶ浜から海の向こうへと穏やかに誘い出す様を、紋章「双猿、虹を 架ける」では、その猿の力と一体化したお二人が横浜から他のアジアの仲間と出会いに、これまでと、間違いなくこれからもやってくる荒波を越えながら、ライブという祭を背負って跳ね出す様を描いています。

この夏、多くの日本のファンとアジア各地のファンが、ゆずの音楽を通して共に魂を大きく揺らめかせ、 光り輝かせることを願って!

『YUZU ASIA TOUR 2016 Summer NATSUI
RO』

7月09日(土)  シンガポール・*SCAPE The Ground Theatre
7月12日(火)  香港・E-max Music Zone
7月16日(土)  台湾・ATT SHOW BOX
7月17日(日)  台湾・ATT SHOW BOX
7月25日(月)  大阪・Zepp Namba
7月26日(火)  大阪・Zepp Namba
8月02日(火)  東京・豊洲 PIT
8月03日(水)  東京・豊洲 PIT

<チケット発売日>
シンガポール公演 / 5月13日(金)
http://www.sistic.com.sg/
香港公演 / 5月05日(木)
http://www.cityline.com/chi/main.html
台湾公演 / 5月21日(土)
http://ticket.ibon.com.tw
大阪・東京公演 /
ファンクラブ「ゆずの輪」先行:6月16日(木)12:00〜6月21日(火)23:59
※抽選 一般発売:7月16日(土)
『YUZU ASIA TOUR 2016 Summer NATSUIRO』ビジュアル
ゆず
紋章「双猿、虹を架ける」

アーティスト

OKMusic編集部

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