マウイ島でアイランドレゲエの火付け
役となったNuff Sedd

Aloha! Natasha(ナターシャ)です。毎週火曜日にマウイ島からホットなisland Reggae(アイランドレゲエ)のHOTなニュースをお届けしています。
熊本での地震のニュースを聞き、九州に祖父母が住んでいるのですぐに連絡をしました。「親戚のうちはピアノが飛んできた」とか、「書庫の下敷きになった」とか言ってましたが、祖父母はどうにか無事です。でも、毎日余震があって不安そうでした。早く復興できるといいですね。ここから何かできないか思案中です。

さて、こちらは毎日勉強の課題で中だるみをしているところです。毎日アイランドレゲエを聴いて夏休みの事を考えています。そこで私が子供のころに聴いていた大好きなアイランドレゲエバンドを思い出したので、今回はマウイ島ハレアカラ(マウイ島の一番高い山)に住んでいるアイランドレゲエバンド、Nuff Sedd(ナフ・セド)をご紹介します。
Naff SeddはEnough said(それ以上言わない・十分だという意味)のピジョン英語(ハワイ独特の英語の言い回し)で、日系人中心のバンド。ずいぶん前からアイランドレゲエはジャワイアンと言われて人気があったけど、マウイ島出身のNuff Seddが2005年に7つのHawaiian Music AwardやNew Artist, Song of Yearなどで優勝したのがきっかけで、マウイ島で空前のアイランドレゲエブームに!

火つけ役になったのが最初のアルバムの「Cherry Bomb」「Life is Perfect」の2曲。私が小さいころ、海でBBQをしている時にこの曲がいつもかかっていて、兄たちが釣りをしている時もいつもかけていた曲なのでとても懐かしくなります。

Nuff Seddは、はじめの頃は太平洋の島々や、カリフォルニア、ハワイの各島でLiveをやっていたけど最近はマウイからめっきり出ず、マウイ島でのLive活動が中心に。忙しくするのを嫌い、のんびりいこうよ~をモットーに活動をしているマウイ島のレジェンドバンドなんですよ。

ハワイでは日本でも有名なKeali’I ReichelやNatural Vibrationsなどもあるけど、とにかく歌詞がジャマイカのレゲエとは違って、自由な生活や愛やピースフルな歌詞が中心。Nuff Seddの歌詞ももちろんポジティブ!

今回紹介している「Open Doors for Strangers」も「シンプルLifeでいこうよ! 観光客やいろんな奴がハワイに来てるけど、そんなストレンジャーのドアを開けてあげようよ。ハワイのシンプルLifeがいいって教えてあげよう!」って唄っているの。

マウイ島に住んでいるからこそ、いつもポジティブシンキングな音楽を作れるのね。ポジティブなマウイ島ハレアカラ育ちのアイランドレゲエNuff Seddの曲聴いてみてね。
Mahalo

著者:ナターシャ

OKMusic編集部

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