「さまざまな視点からの勝手な報道に紀香自身がブログで反論していますが、女優を続けるのであれば、方向転換が必要です」とはスポーツ紙デスク。
テレビ、ネット、紙媒体のネガティブ情報系を紀香はブログで嘆き悲しみ、否定したうえで、いつものノリノリの前向きコメントを発信し続けている。
「その名物ブログで、すでにつまづいているのが言葉づかい。丁寧語が基本の梨園妻になったのに、相変わらずの軽い口調で、梨園関係者はもとより世間一般的にも、だめだこりゃ状態です」
しかし、急に言葉づかいやキャラを変更するのもどうか。
歌舞伎は日本の伝統芸能だが、興味のない側からすれば「なんぼのもんじゃの世界」と言いたい。
「そこは自由だとしても、しきたりには逆らえません。劇場にかけつけたご贔屓筋への挨拶を行う梨園妻デビューについて、愛之助が出演する香川・金丸座での『四国こんぴら歌舞伎』と予想されていましたが、結局は延期されました」
同興行は4代目中村鴈治郎(57)の襲名披露を兼ねた公演だったため、愛之助の養父である片岡秀太郎(74)が紀香に自重を説いたと聞く。
「秀太郎の一存ではなく、興行主の松竹が各方面からの意見を考慮しての結果です。松竹としては紀香目当てでもいいから客が入ってくれれば御の字ですから集客第一ですが、紀香に関しては、ご贔屓筋からの苦情が多すぎて予定変更せざるを得なかったようです」
梨園妻が女優というのは珍しいことではない。
古くは宝塚女優から政治家に転身した扇千景(82)をはじめ、富司純子(70)、三田寛子(50)らがいる。
「今回は相手が悪い。4代目鴈治郎は扇の長男ですし、扇の夫は4代目坂田藤十郎(84)。藤十郎は人間国宝ですよ。いくら鴈治郎がいかにもの地味な坊ちゃんで、ニュース性が低いとしても、梨園的メンツとしてはマズイ。『紀香、梨園妻デビュー』的見出しは言語道断です」
素人には分からない大人の事情があるにせよ、紀香だけが叩かれるのはなぜか。
「出る杭は打たれるという典型的パターンです。梨園妻を牛耳られるのは結局はご贔屓筋。出入りのマスコミに簡単に情報を流します。逆に言えば数少ない歌舞伎担当記者の顔をご贔屓は掌握していますから無視。情報欲しさにウロついてる、いかにもの若手記者にはペラペラと情報を提供してくれます」
歌舞伎公演のロビーをうろついていれば、梨園妻の情報をゲットできるとな!?
「確実に。自分は『あんた、記者? 知ってる?』と、まんじゅうを食いながら逆に話しかけられました」(先の記者)
続報に期待したい。

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