新垣勉が終戦記念日の8月15日に「平和の祈り〜世界へ届け〜自宅コンサート」を配信

新垣勉が終戦記念日の8月15日に「平和の祈り〜世界へ届け〜自宅コンサート」を配信

全盲のテノール歌手・新垣勉、終戦記
念日に自宅コンサートをUst配信

全盲テノール歌手の新垣勉が、終戦記念日である8月15日に「平和の祈り〜世界へ届け〜自宅コンサート」と題したUstreamコンサートを行った。

沖縄出身の新垣勉は、この日の生中継ではまず冒頭に黙祷を捧げ、名曲「さとうきび畑」の歌唱からスタート。
続いて、8月3日にリリースしたばかりのアルバム『平和の歌』収録曲で「さとうきび畑」の続編として制作された「緑陰〜こかげ〜」、最後に「青い海よ 〜東北地方太平洋沖地震の鎮魂歌〜」をホールコンサートさながらに熱唱し、視聴者に平和へのメッセージを歌で伝えた。
クラシックのジャンルでは珍しい、Ustreamでのコンサートの実施について新垣は、
「今までは、ホールでのコンサートはしてきたのですが、今回、平和へのメッセージを込めた作品で、そして8月15日ということで、世界の皆さんに(この思いを)届けたいと思ってUstreamコンサートをしました。 平和って何だろう?といつも自問自答していましたね。 多くの犠牲になった尊い命への思いが強いですね。 初めての試みで良い経験になりました」と、心境を明かしている。

また、自身がこの6月、実際に東日本大震災の被災地 大船渡に出向き、「青い海よ 〜東北地方太平洋沖地震の鎮魂歌〜」を歌唱したことにも触れ、
「この暑さの中避難している方々、とても大変だと思います。言葉も出ないですが、とにかく長いスパンで乗り越えて行ってほしい、日本の復興を願っています。私は音楽を使ってできる活動を続けたいですね。体を大事に、みんなの絆があるということを覚えていて下さい。何とか暑い夏を乗り越えてほしいです」と、被災者の方々へのエールを贈った。

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OKMusic編集部

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