久留米での路上ライブ

久留米での路上ライブ

イトヲカシ、路上ライブツアー4日間
で3,500人以上を動員

伊東歌詞太郎(Vo)と宮田“レフティ”リョウ(Bass/Guitar/Key)による、2人組ユニット「イトヲカシ」が、今年も全国路上ライブツアーをスタートさせた。
イトヲカシは日本語を大事にした歌詞・メロディセンス・力強い歌声が織りなす琴線に触れる楽曲と、それぞれの動画サイトを中心としたイトヲカシ展開により人気が急上昇しているユニットで、二人のTwitterの合算フォロワー数は53万人、関連動画再生回数は2,500万回以上を誇る。

ユニット結成当初は動画サイトへの楽曲投稿を活動の中心としていたが、バンド出身の2人だからこそ、動画サイトを中心に活動を続ける中で芽生えた「本当にみんなに歌が届いているんだろうか?みんなに感謝の気持ちが届けられてるんだろうか?もっとライブをやって直接歌を届けたい。直接会って感謝を伝えたい。」という想いから、ライブ活動も積極的に展開。

特に都市圏以外の、なかなかライブに行く事が出来ない所に住んでいる人たちに自分達から会いに行こうと、2013年以降は全国路上ライブツアー実施しており、2013年3月~4月実施の「イトヲカシ全国路上ライブツアー~はるかぜのやくそく~」では東京・大阪・名古屋を除く31箇所で12,000人以上を動員。2014年9月~10月実施の「イトヲカシ全国路上ライブツアー2014」では、わずか17箇所で7,000人以上を動員。2年かけて個人でのライブも含めた形で全都道府県での歌唱を達成した。

そして、今年もこのコンセプトのもと、3月18日より全国20箇所での路上ライブツアーをスタート。開始4日間で大分、福岡、山口、広島をまわり既に3,500人を動員。このスピードは過去最高との事だ。この状況を見て、山口での路上ライブのMCでは伊東歌詞太郎が思わず言葉を詰まらせる一幕も。

伊東歌詞太郎に代わりMCを行った宮田“レフティ”リョウは、「僕たちはそれぞれミュージシャンとして苦労して来たからこそ、誰かに僕たちの音楽を聴いてもらえる事の重みを凄く分かっている。音楽はそこにあるだけでは価値のないもので、誰かに聞いてもらって、人の心に届いた時に価値が生まれるものだと思っている。だから僕らの音楽に価値をつけてくれているのはここにいる皆さんです、本当にありがとう」と話し、伊東歌詞太郎もライブ終了後に自身のTwitterで「音楽をやっていて、お客さんなんていないのが当たり前なんだ。歌は聞いてもらえないのが当たり前なんだよ。嘘でもなんでもない。それが現実なのに、目の前の光景を見たら胸がいっぱいになってしまったよ。毎回そういう気持ちで歌をうたっています。」と今の状況とお客さんに対して感謝のコメントをした。

実はイトヲカシはまだ全国流通盤のCDもリリースしておらず、音楽やお客さんと真摯に向き合いながら、リアルとデジタルを駆使し、これらの現象を今までほぼ二人で手作りで作り上げて来た異例な存在。もちろん今回の路上ライブツアーも場所取り含めて全て自分達で運営している形だ。

今後路上ライブツアーは四国、関西、中部、関東と北上し、4月14日の沖縄まで続く予定となっているので、「イトヲカシ」が巻き起こしている現象とライブを、まだ見ていない方は今のうちに是非体験して頂きたい。なお、路上ライブの今後のスケジュールは、随時サイトにて発表されるとの事なので、そちらを是非チェック!
久留米での路上ライブ
広島での路上ライブ
山口での路上ライブ
イトヲカシ

OKMusic編集部

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