多部未華子『あやしい彼女』共演陣か
らの絶賛に照れ笑い「ほんとやめてく
ださい」

『謝罪の王様』のスタッフが贈る映画『あやしい彼女』の完成披露試写会に、主演の多部未華子をはじめ、倍賞美津子、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、小林聡美が登壇。キャスト全員が多部に総ツッコミして爆笑が起こるなど、会場は大盛況となった。

2016年4月1日（土）エイプリルフールより全国公開となる同作は、見た目は20歳の女の子、中身は73歳のおばあちゃんという、誰もが一度は夢見る壮大な“人生リセット劇”を描いた年齢詐称エンタテインメント。盛大な拍手のなか、登場したキャスト一同は…

…と真面目な一言挨拶の後、志賀が「ご覧になる前だから何をしゃべっていいか分からないのですが、『犯人はわたしです』」とボケると、要から「ミステリーじゃありません（笑）」とツッコミが入り、会場から笑いが起こるなか、舞台挨拶がスタートした。

ヒロインを演じた多部が話出すと、倍賞と要から「声が小さい（笑）」とツッコミがはいり、またも会場から笑いが。そんな中、「（倍賞さんとは）同一人物なので同じシーンはなかったのですが、同じ日に撮影はあって、倍賞さんがたくさん話かけてくださったのですが、申し訳ないぐらい私が人見知りで。とにかく同じ気持ちや動きを共有できたらいいよねという話はしていました」と撮影中のエピソードを語った。

ある日突然若返った主人公が、その天性の歌声で周りの人々を魅了していく本作では、劇中で多部自身が実際に歌声を披露している。多部の歌声について、「天性の歌声ってあるんだなって。思わず膝から崩れ落ちそうになったんですが（笑）」（要）、「役を忘れてなんていいんだろ～って」（志賀）、「ここまでストレートにくる歌を久々に聞いたなと思って感動しました」（北村）と口を揃えて歌唱力を絶賛すると、多部は「ほんとやめてください」と照れ笑い。

さらに、歌唱力に加え、多部の演技力については「私は多部さんとのシーンはお母さんと分からず接しているので、20歳の子と話しをしている感覚だったのですが、お母さんと分かってからは本当にお母さんに見えて、多部さんの胸を借りて演じました」とまたもや絶賛すると、恥ずかしそうに照れる可愛らしい多部の一面がみえた。

劇中で誰にも言えない秘密を抱えている主人公にちなみ、キャストたちの“誰にも言えない秘密”を暴露すべく、劇中内容になぞり「主人公の節子は、若返ってしまったことで、幼馴染の次郎、イケメンプロデューサーの小林、そして孫の翼まで、様々な世代の男性に想いを寄せられることになります。もしみなさんがお付き合いをするなら『A：頼れる年上の異性』『B：今のまま、決して若返りたくない』どっち？」という質問には、全員がAを選択。

多部が「頼れるのが一番必要。要さん演じる小林はとっても素敵な役で、本当に素敵な男性でした。要さんとは2回目の共演で、こんなにイケメンだったっけと思うくらい、ビックリするぐらい素敵な役柄でした（笑）」と天然発言が飛び出ると、要が「役柄だけということでビックリしました」とツッコミ、会場は爆笑の渦に包まれ、イベントは終了した。

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