黒沢清監督の最新作『クリーピー 偽
りの隣人』ベルリン国際映画祭で拍手
喝采!
黒沢清監督にとってベルリン国際映画祭は、第49回(1999年)でフォーラム部門に出品した『ニンゲン合格』以来17年ぶり。主演の西島秀俊さんは第52回(2002年)でパノラマ部門に出品された『いたいふたり』(02/斎藤久志監督)以来、14年ぶりのベルリンとなった。
黒沢清監督の最新作『クリーピー 偽りの隣人』ベルリン国際映画祭で拍手喝采! ©2016「クリーピー」製作委員会
映画祭には西島秀俊さんの他に、竹内結子さん、香川照之さん、黒沢清監督が出席。フォトコール、記者会見、レッドカーペット、そしてワールドプレミアとなる公式上映の舞台挨拶に登壇した。ベルリンでも黒沢清監督への注目度はとても高く、公式上映のチケットは売り切れに。満席となった1,650人の観客から万雷の拍手で迎えられた監督・キャストは、上映後にはスタンディングオベーションによる賞賛を受けた。
映画祭には西島秀俊さんの他に、竹内結子さん、香川照之さん、黒沢清監督が出席。フォトコール、記者会見、レッドカーペット、そしてワールドプレミアとなる公式上映の舞台挨拶に登壇した。ベルリンでも黒沢清監督への注目度はとても高く、公式上映のチケットは売り切れに。満席となった1,650人の観客から万雷の拍手で迎えられた監督・キャストは、上映後にはスタンディングオベーションによる賞賛を受けた。
黒沢清監督の最新作『クリーピー 偽りの隣人』ベルリン国際映画祭で拍手喝采! ©2016「クリーピー」製作委員会
舞台挨拶では、登壇した黒沢監督により、西島さん、竹内さん、香川さんが名前を呼ばれステージに登壇。満席の会場からの拍手に西島さんは「これほどの盛り上がりは今までにないほど。とても幸せな上映でした。」とコメント。香川さんはドイツ語で「皆さん、こんばんは。香川照之です。私は映画のキャラクターと同じ性格です。」と自身が演じた少し不気味で奇妙な隣人に引っ掛けた挨拶をすると会場は大爆笑で、盛り上がりを見せました。
以下、会見、舞台挨拶の詳細です。
<記者会見>
舞台挨拶では、登壇した黒沢監督により、西島さん、竹内さん、香川さんが名前を呼ばれステージに登壇。満席の会場からの拍手に西島さんは「これほどの盛り上がりは今までにないほど。とても幸せな上映でした。」とコメント。香川さんはドイツ語で「皆さん、こんばんは。香川照之です。私は映画のキャラクターと同じ性格です。」と自身が演じた少し不気味で奇妙な隣人に引っ掛けた挨拶をすると会場は大爆笑で、盛り上がりを見せました。
以下、会見、舞台挨拶の詳細です。
<記者会見>
黒沢清監督の最新作『クリーピー 偽りの隣人』ベルリン国際映画祭で拍手喝采! ©2016「クリーピー」製作委員会
★黒沢監督
「怖いから始まり、徐々に引きこまれて心がウキウキしていく、滅多に観れない映画になったと思います。興奮を感じて欲しいです。」
「家族という基本的なコミュニティと思われていたものが壊れてきて、孤独と隙間が生まれています。映画はそこにつけ込んだ悪意を描きました。家族と言う単位が揺らいでいる原因の根は、とても深いと思います。」
<上映後舞台挨拶>
★黒沢監督
「こんな気味の悪い映画を、こんな美しい会場で上映するということを決断していただいたベルリン映画祭には本当に勇気があるなと、深く感謝いたします。」
「世界で初めての上映で、大きな劇場だったので、不安もあったが、満席の客席と、上映中のお客さんの反応がとても嬉しかったです。」
「映画の中ではかなり変な人ばかり出てくるのですが、ここに並んでいる3人の俳優は、普段はみんな紳士的で優しい人たちだということをこの場を借りて言っておきたいと思います。」
★西島さん
(監督のコメントを受けて)「香川さんはちょっとクレイジーなところがあります。笑」 (場内爆笑)
「ベルリン映画祭に呼んでいただいたことを、そしてこんなに素晴らしい劇場で、たくさんの皆さんに観ていただいたことを非常に光栄に思っています。ありがとうございます。」
「とても大きな劇場で、入った瞬間に驚きました。観客の皆さんと一緒に映画を観て、とても楽しんで観てくれていると感じた。盛り上がりと反応の良さは、これまで感じた事が無いほどで、とても幸せな上映でした。」
★竹内さん
「ああ、これが映画祭ってやつか、ってお客様の反応を見ながら感じました。こうやって反応してくださる方がいて、こうやって映画が完成するんだなって、この作品に出演できてすごく幸せです。とても素晴らしい体験をありがとうございました。」
★香川さん
「黒沢監督のような本当に素晴らしい監督とともにベルリンの地に立てたことに本当に感謝します。黒沢監督ありがとう。そして最後まで見てくださって本当にありがとうございます。」
「これほど拍手が起きた上映は、今までで一番かもしれません。」
★黒沢監督
「怖いから始まり、徐々に引きこまれて心がウキウキしていく、滅多に観れない映画になったと思います。興奮を感じて欲しいです。」
「家族という基本的なコミュニティと思われていたものが壊れてきて、孤独と隙間が生まれています。映画はそこにつけ込んだ悪意を描きました。家族と言う単位が揺らいでいる原因の根は、とても深いと思います。」
<上映後舞台挨拶>
★黒沢監督
「こんな気味の悪い映画を、こんな美しい会場で上映するということを決断していただいたベルリン映画祭には本当に勇気があるなと、深く感謝いたします。」
「世界で初めての上映で、大きな劇場だったので、不安もあったが、満席の客席と、上映中のお客さんの反応がとても嬉しかったです。」
「映画の中ではかなり変な人ばかり出てくるのですが、ここに並んでいる3人の俳優は、普段はみんな紳士的で優しい人たちだということをこの場を借りて言っておきたいと思います。」
★西島さん
(監督のコメントを受けて)「香川さんはちょっとクレイジーなところがあります。笑」 (場内爆笑)
「ベルリン映画祭に呼んでいただいたことを、そしてこんなに素晴らしい劇場で、たくさんの皆さんに観ていただいたことを非常に光栄に思っています。ありがとうございます。」
「とても大きな劇場で、入った瞬間に驚きました。観客の皆さんと一緒に映画を観て、とても楽しんで観てくれていると感じた。盛り上がりと反応の良さは、これまで感じた事が無いほどで、とても幸せな上映でした。」
★竹内さん
「ああ、これが映画祭ってやつか、ってお客様の反応を見ながら感じました。こうやって反応してくださる方がいて、こうやって映画が完成するんだなって、この作品に出演できてすごく幸せです。とても素晴らしい体験をありがとうございました。」
★香川さん
「黒沢監督のような本当に素晴らしい監督とともにベルリンの地に立てたことに本当に感謝します。黒沢監督ありがとう。そして最後まで見てくださって本当にありがとうございます。」
「これほど拍手が起きた上映は、今までで一番かもしれません。」
映画『クリーピー 偽りの隣人』は、6月18日(土)全国ロードショー! ©2016「クリーピー」製作委員会
映画『クリーピー 偽りの隣人』は、6月18日(土)全国ロードショー!
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映画『クリーピー 偽りの隣人』は、6月18日(土)全国ロードショー!
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配給:松竹、アスミック・エース
©2016「クリーピー」製作委員会
©2016「クリーピー」製作委員会
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