『ピンクとグレー』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した行定勲監督

『ピンクとグレー』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した行定勲監督

NEWS・加藤シゲアキ、『ピンクとグレ
ー』主演のHey! Say! JUMP・中島裕翔
を絶賛「本当に裕翔が演じてくれて良
かった」

NEWS・加藤シゲアキが原作を手掛ける映画『ピンクとグレー』の大ヒット御礼舞台挨拶が、2016年1月24日(日)シネマメディアージュ スクリーン1にて行われ、主演を務めたHey! Say! JUMP・中島裕翔に、加藤と行定勲監督がサプライズで“ピンクとグレー”仕様の花束を贈呈した。
芸能界の嘘とリアルを描いた加藤シゲアキの問題作を、初主演・中島裕翔を迎え、『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が映画化した『ピンクとグレー』。映画は1月9日に封切られ、2週間(1月23日付)96館で興行収入3.5億円を突破し、公開3週目も全国各地で満席が相次いでいるという。今回は、中島裕翔、加藤シゲアキが並ぶ初のイベントとなった大ヒット御礼舞台挨拶のレポートをお届けする。

映画『ピンクとグレー』の詳細については、公式サイト(http://pinktogray.com)を参照されたい。

■『ピンクとグレー』大ヒット御礼舞台
挨拶

【日程】1月24日(日)
【登壇者】中島裕翔、加藤シゲアキ、行定勲
【場所】シネマメディアージュ スクリーン1(港区台場1丁目7-1アクアシティお台場 メディアージュ内)

<イベントの様子>

中島:こんにちは、中島裕翔です。
たくさんのお客さんにお越しいただき、嬉しいです。
短い時間ではありますが、最後まで楽しんでいってください。

加藤:原作者の加藤シゲアキです。
短い間ですが、充実した時間が過ごせればと思います。よろしくお願いします。

行定監督:(中島さん、加藤さん登場時の大歓声を聞いて)コンサートかと思いましたよ!(笑)
びっくりしました。ありがとうございます、よろしくお願いします。
中島:初めての経験なので、あまりピンときていないんです。
周りの方から「大ヒットしていますね!」と言っていただけるんですが、気持ちが追いついていないというか。
でもこんなに大ヒットしていて、光栄ですしホッといています。

行定監督:皆さんのお陰です。リピーターの方もいらっしゃるようで、嬉しいです。
地方では、これから公開される地域もあるので、ここからまた火がついてくれればなと。
皆さんの口コミで引っ張って頂ければと思います。
加藤:僕も正直あまり実感がないんですが、ヒットするともらえるという大入り袋をもらったり、友人が映画を見に行こうと思ったら、満席で入れなかったという話を聞いて、素直に嬉しいですね。
中島:映画初出演作品であり、先輩が原作者でもあったので、作品にどう寄り添っていくかなどプレッシャーはありましたね。
でも映画は映画の見方がありますし、原作から大胆なアレンジもされた62分後の衝撃の展開は、原作があってこそ生まれたことだと思います。
加藤:3億円、ジャンボ宝くじというようなそんないやらしいお金の話はしていませんが(笑)
たくさんの人に観てもらっているみたいだね、とは話しましたね。
加藤:そうですね、もともと彼とはカメラという同じ趣味もあって話す機会も多くて。
実は、第一報は裕翔本人から、「主演をすることになりました」って連絡をもらったんです。
その時、僕はまだそのことを知らなかったんですが、驚きよりも「裕翔がやるんだ、面白そうだな」とすんなり受け入れられましたね。それから、ごっちとりばちゃんどっちを演じるんだろうとかいろいろ考えました。
裕翔が演技を頑張っていることも知っていましたし、本当に裕翔が演じてくれて良かったです。
僕が彼に求めていたのは、むき出しになって演じてほしいということだったんですね。
僕が「ピンクとグレー」をむき出しになって書いた小説だったので。
全身で、まさにむき出しで体当たりで演じてくれて、裕翔がやってくれて良かったと思いました。
中島さん:今、加藤くんの心の内を聞けて嬉しいですね。
全身全霊で演じたいと思っていましたし、ベクトルが合っていたんだと思うと安心しました。
行定監督:していなかったと思います・・・

(すかさず加藤さんが突っ込み!)

加藤:いや、お聞きしてましたよ!熊本料理店で!!(笑)

行定監督:あれ、そうだったっけ?(笑)でもまだ固まってないときかな?

加藤:そうですね、いくつかあるアイデアの1つという感じで。
僕はもう基本的には映画には映画の魅力があると思うので、全てお任せというスタンスでした。
でも「うわー、そういう手もあるのか!小説でも書きたい!」って思いましたね。
加藤:いくつかあって1つに決められないんですが・・・
改めて見直したんですが、まず映画冒頭のダンスシーンですね。
ごっちのお姉さんのダンス発表会シーンなんですが、ダンスのジャンルがコンテンポラリーといって(独特で)難しいジャンルなんですが、行定監督が絶妙なバランスで撮ってくださっていました。
それから、裕翔が自分に見えるシーンが何度かあったんですよね。
映画の中で(中島演じる)ごっちがインタビューを受けているシーンとか、同じようなシチュエーションが自分にも多々あるので「そうそう、シゲっぽいな」って。(笑)
あと、裕翔がギターを弾いているシーンですね。
良く聞くと、(ギターの)ルートが鳴ってなくて、それが中学生みたいでリアル!
可愛いなって思っちゃいました。(笑)
あともう1つあげるとしたら、ナイトクラブのシーンですかね!(笑)
主題歌のASIAN KUNG-FU GENERATIONの「Right Now」のPVを行定さんが撮られてるんですが、そのシーンに通ずる部分があるんですよ・・・すみません、最後のイベントかもという事でちょっと語っちゃいました。
中島:原作者ならではの細かいところまで見ていただいていて嬉しいですね。

行定監督:PVも映画としっかりリンクした作りにしてるので、是非見てほしいです。
※行定監督、加藤さんよりそれぞれ中島さんにサプライズで“ピンクとグレー”仕様の花束を贈呈※
中島:すごく綺麗ですね!びっくりしました!!
地方キャンペーンの時は、その地方のご飯を食べることがご褒美だったんですが、今日は最後の舞台挨拶で特大のご褒美をもらった気分で嬉しいです。

加藤:(冗談っぽく)泣くなよ~!

中島:(泣きマネをしながら)泣いた方がいいですか!?(笑)
加藤:たくさんの方々にご覧になっていただけて本当に嬉しいです。
2度観ても楽しめる作品だと思います。女性のお客さんも多いですが、是非、男性にもご覧いただきたいです。
そして、裕翔が本当に頑張ってくれました。ありがとう!
きっと裕翔の代表作になると思っています。僕にとってそれが一番嬉しいです。

行定監督:(今回)裕翔で本当に良かったと思っています。
とても楽しく映画を撮られてもらいましたし、若い役者と撮るのもいいなと思わせてくれました。
加藤くんの作品をリレーする形で、新しい青春映画を撮るということを追及できたかなと思っています。
そして、皆さんに届いたと感じています。記憶に残る作品になればと思っています、ありがとうございました。

中島:お2人からこんなにお褒めの言葉をいただいて恐縮です。
本当にいろいろな人に支えられて主演をつとめる事ができたと思っています。
地方キャンペーンをはじめ、今日ここに来てくださった方、スタッフの方々に感謝しています。
ありがとうございました!

(C)2016「ピンクとグレー」製作委員会
『ピンクとグレー』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した行定勲監督
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