デヴィッド・ボウイ追悼特集がWOWOW
で緊急放送、『ラビリンス 魔王の迷
宮』も

世界的ミュージシャンで俳優としても活躍、18カ月に渡る癌との闘病の末、去る1月10日に逝去したデヴィッド・ボウイの追悼特集が、1月24日（日）WOWOWにて緊急放送されることが決定した。特集として放送されるのは、音楽ライブ「デヴィッド・ボウイ ジギー・スターダスト 1973」（1月24日（日）午後12：55～）と、主演を務めた映画「ラビリンス 魔王の迷宮（字幕版）」（1月24日（日）午後14：30～）。

1972年に発表された5枚目のアルバムであり、デヴィッド・ボウイの代表作にも挙げられる『ジギー・スターダスト / The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』。その発売後、1年半に及んだツアーの最終公演として1973年7月3日に開催されたロンドン、ハマースミス・オデオンでのライブの模様が放送となる「デヴィッド・ボウイ ジギー・スターダスト 1973」では、盟友ミック・ロンソンをバックに従え、山本寛斎の衣装に身を包み、架空のスーパースター“ジギー”をボウイ自らが扮して行われた数々のパフォーマンスで、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。さらにストーンズのカバーの披露や、アンコールではルー・リードも登場してヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァー「White Light/White Heat」を歌うなど、まさに伝説となった一夜が蘇る。

1986年に公開された映画「ラビリンス 魔王の迷宮」は、ゴブリンの王に弟をさらわれた少女が、王の城を目指して仲間たちと迷路を進むファンタジー作品。ボウイは“迷宮”の魔王ジャレスとして主演を務めている。製作総指揮をジョージ・ルーカスが担当したことでも話題となった作品だ。

どちらも名作と謳われた作品だけに、ファンは在りし日のボウイを偲び、未見の方はこの機会に偉大なスターの功績に触れてみてはいかがだろうか。