キュウソネコカミ(画像左)と忘れらんねえよの対バンライブが「EXシアターTV Live」にて独占放送

キュウソネコカミ(画像左)と忘れらんねえよの対バンライブが「EXシアターTV Live」にて独占放送

キュウソネコカミ×忘れらんねえよの
ライブがCSにて放送「ずっと対マンは
っていけるような関係」

キュウソネコカミ“試練のTAIMANツアー 2015”の4カ所目(対バン:忘れらんねえよ)のライブの模様が、2016年1月10日(日)午後10時より、CSテレ朝チャンネル1の「EXシアターTV Live」にて独占放送される。
テレビ朝日が運営する新しいライブハウス「EXシアター六本木」にて行われる貴重なライブから、選りすぐりの曲をフルの尺(原則)で定期的にお届けするという同番組。新年一発目となる今回は、全国約30カ所におよんだキュウソネコカミ“試練のTAIMANツアー2015”より、11月に行われた4カ所目の東京、対バンが盟友“忘れらんねえよ”という、愛情、笑い、熱、そしてリスペクトに溢れた2マンライブの模様を放送する[リピートは1月17日(日)午後10時より放送]。番組の詳細については、公式HP(http://www.tv-asahi.co.jp/ch/ex_theater/)を参照されたい。

そしてこの度、同公演のレポートおよびライブ直後のコメントも到着している。

■キュウソネコカミ×忘れらんねえよ“
試練のTAIMANツアー 2015”レポート

 先攻は忘れらんねえよ。暗転するフロアの後ろから声が聞こえる。 柴田(ボーカル、ギター)「フロアの後ろからぁー、失礼しますー。忘れらんねえよの柴田です。ヤマサキ セイヤーー(キュウソネコカミ:Vo/Gt)、俺ぱくってねぇしー!今、たまたま思いついたんだけど、お客さんの上歩いてステージに行きたいと思います。集まれー!」ヤマサキ(Vo/Gt)が『柴田さんが俺の恰好等をぱくってるのでは?』と言っていることを耳にしたらしい。お客さんの上からステージに到着すると、オリジナリティ溢れるやつ考えてみましたと『お願い!』『シェンロン!』(“お願いシェンロン”=キュウソネコカミの人気楽曲)の大爆笑のコール&レスポンスから、1曲目“この街には君がいない”でまさにTAIMANライブの幕があけた。

 柴田「俺は今、めちゃくちゃテンションが高い!なぜなら大好きなキュウソネコカミとの2マン、そしてお前らーーー、おべっかじゃねーぞ、まじでのりがいい最高だーー!もっとあげてくんでよろしくー」 “バンドやろうぜ”、“北極星”と続くフロアには強いハンドクラップそして全員の腕が大きく揺れる。柴田「サンキューSEXありがとう!キュウソネコカミ呼んでくれてありがとー!キュウソネコカミとはつきあい長いんすよ。100人とかの小箱のライブハウスで対バンしてて。楽屋で『なかなか売れないっすね』『Mステ出るなん夢のまた夢ですね』『出れる気なんてせーへんですわ』て話しをしてて、、、あれ?あれ?俺テレビで幻見たのかなぁ、、、出とるやんけーーーー!おめでとう!そんな流れで(笑)後半戦いきます!」よさほいのコール&レスポンスから“バカバッカ”とぶち上げ、再び人の波の上を最大限に活用したパフォーマンスを披露する。

 柴田「何回言ってもいいぐらい、あんたら最高!バンド始めるまでこんな最高の場所があるって知らなくて。ライブハウスやフェスとかイベントに出たらあんたらがいてくれるわけじゃない?今は曲を作ったりした時に、『ライブハウスに来てるやつらに聞いてほしい』ってマジで思うから。あなたたちは自分が思ってる以上に価値があるから。バンドマンはあなたたたちのことをすっごく大切に思ってるから。本当にあんたらが大切で、あんたらが笑顔になるように、ハッピーになるように、もっというと傷つかないように、バンドマンはいろいろ考えてしゃべって、パフォーマンスしてるから。あんたらが本当に大切で・・。残り3曲、このバンドが想いを込めて気持ちを込めて大事に育てた歌をあげるから、大切なあんたらにあげるから、どうか受け取ってもらっていいですか!」“犬にしてくれ”“この高鳴りをなんと呼ぶ” このまっすぐなMCをしっかり受けとめたファンがさらに熱く向かっていく。「いい顔してくれてありがとう!最後になります、忘れらんねえよでした。」ラストの“忘れらんねえよ”の演奏中、柴田が「携帯をサイリウムみたいに振ってみようか!」と叫び、フロアに~忘れらんねぇよベイベー、からっぽの頭から生れてく音楽~の大合唱とともに光が揺れる。キュウソネコカミとお客さんへのあらゆる愛情に満ち溢れた圧巻の熱いライブが終わる。「次はキュウソネコカミだー !」フロアの人の上を再び泳いで消えていく柴田を、フロアにいる全員が最後の最後まで最高の笑顔で見続け拍手を贈った。

 「俺の恰好がオリジナルじゃーい!“MEGA SHAKE IT !”」 ヤマサキ(Vo/Gt)の一声で後攻キュウソネコカミのライブが始まる。体力消耗どころか忘れらんねえよのライブでさらにエネルギーを得たように、フロアの勢いは増し一気に爆発する。一転して、ヤマサキ「いつか本当のお父さんになってこの曲を歌いたいです。」“泣くな親父”、そして“伝統芸能”と様々に踊らせ続けた。

 ヤマサキ「柴田このやろーーーーーーー、あいつMステMステって言うてるが、あいつの曲テレビでめっちゃ流れてるやん。“マイナビバイトの歌”、めっちゃええやん。あいつらMステ出たらええよ。でも出るんやったら絶対『サンキューSEX』って言えよ。言わんかったら俺まじファン辞めるわ(笑)」 ヨコタ シンノスケ(Key/Vo)「さっきも演奏後半で『サンキューSEX』忘れて『ありがとう!ありがとう!』って(笑)」 ヤマサキ「忘れらんねえよはその高い壁を乗り越えて、Mステに何度も出るようなバンドになっていくんでしょう。『サンキューSEX』という言葉を卑猥な言葉として受け取られない日本の世の中を彼らは作っていってくれると思います。だって彼らから微塵もエロさを感じないから(笑)とてもかっこいいし、心にくる曲をたくさん持ってる。そして、これだけ向かってきてくれるその姿勢、俺は忘れらんねえよが大好きです。」

 続く“DQNなりたい、40代で死にたい。”では、ヨコタ、カワクボ(Ba)、オカザワ(Gt )が、嬉しそうにステージを跳ね回り、『ヤンキーこーわい』の声が六本木の地下に響く。途中、「マイスピリッツを見せたい」とファンに支えられフロアの中央に足だけで立ったヤマサキは、「ライブに来てくれてありがとう。そして今、現実に支えてくれているあなたたちにもありがとう。バンドが売れたら遠くにいくとかしょーもないこと言うやつおるけど、今俺は物理的に近くにいる。近いやろうがー!どこが遠いんじゃー!」ヤマサキらしい最高の形でファンへ想いを叫んだ。そして完全なお祭り会場と化した“KMDT25”、“ハッピーポンコツ”で踊り続けたまま本編が終了した。

 ヨコタ「アンコールありがとうございます!サンキューSEX」 ヤマサキ「アンコールは感謝しかないので、魔法をかけて終わりたいですね。みんな心の中に叶えたい願いや夢を思い浮かべてこの曲を聴いてください。結局のところ、この曲を聴いて踏み出すのは、あなたの足です。」“お願いシェンロン”が始まった。『かーめーはーめーはーー!』全員の力強い腕がステージへ向けられる。「思いやりとマナーをもってお楽しみください。僕らも細心の注意を払ってパフォーマンスします。」と、忘れらんねえよの“ばかもののすべて”がテーマソングになった<コンテスト>にちなんだパフォーマンスも繰り広げられたりと、これでもかと怒涛のエンタテイメントを放ってくる。フロアは、本当に元気玉が見えたかのようなそんな最高潮の向こう側の景色に見えた。

 ヤマサキ「今日は俺たちのバカにつきあってくれてありがとう。バンドってずっとうまくいくわけじゃないねん。だからバンドが活動をしている間に、好きなバンドに会いに行くように。忘れらんねえよもいろいろあったけど、あの人らは活動を全然止めない。だから見に行こう。キュウソネコカミだっていつ止まるかわからない。あなたたちには好きなバンドを応援してあげてくれって言いたい。だからキュウソネコカミの“ブルース”を聴いてくれ」 フロアの中でファンに一番近いまま、歌い上げた。「好きになってくれてありがとう !」ヤマサキの叫びから“ビビった”でTAIMANライブが幕を閉じた。

盟友のキュウソネコカミと忘れらんねえよが、もう全身全霊で今日のライブに向かっているのはもちろん、この2マンだからこそという想いのファンが、ヤマサキの言ってきたとおり<思いやりをもって、快適に>最初から最後まで、感情をかき回される夜を最高に楽しんでいた。

OKMusic編集部

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