KEYTALK「スターリングスター」ジャケット画像

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下北沢から飛び出した4人組ロックバンド「KEYTALK」。彼らの強みはなんと言ってもメインボーカルが2人いること。そしてメンバー全員が曲を作れるところです。2015年に大躍進しましたが、2016年の更なるブレイクに備えて、今からKEYTALKの個性豊かなヒット曲を覚えましょう。

■インパクトのあるストレートなロック
ナンバー「パラレル」

初のTOP10ヒットとなったメジャー2枚目のシングル。ギミック無しのストレートなロックで、サビのメロディーには一度聴いたら耳に残るインパクトがあります。首藤さん中心に歌が進んでいく中で、時にボーカルをリレーして、ハーモニーとしても絡み合う寺中さんの声が良いアクセントになっています。解釈に幅を持たせた奥深い歌詞にも注目です。

■ほのかに和の風味が漂う「MURASAKI」

1stアルバム『OVERTONE』のリード曲で、MVも作られました。首藤さんのみがメインボーカルを担当しており、まっすぐ伸びる声が楽曲の持つせつなさを引き立てています。ギターサウンドでありながら、ほのかに和の風味も。タイトルは対極にあるものが混じり合った時に生まれる、新しい何かを色に例えたものです。1曲目からキラーチューンが続く「OVERTONE」の最初のピークにもなっています。

■1曲でとことん遊び尽くした「MONSTE
R DANCE」

メジャー3枚目のシングル。しっかりと真面目に作られた「OVERTONE」に対して、遊び心満載のお祭りチューンです。1曲の中で曲調が目まぐるしく変わり、それでも自由自在に叩きこなしてしまう八木さんのドラムテクに驚かされるでしょう。KEYTALKの真骨頂である首藤さんと寺中さんの掛け合いが存分に楽しめる曲でもあります。MVと同様、ライヴでも盛り上がりそうです。

■アニメのために作られた「桜花爛漫」

テレビアニメの主題歌となったメジャー5枚目のシングル。タイアップありきで作られており、タイトルのとおり歌詞やサウンドに和のテイストが盛り込まれています。オープニング映像を見ながら聴くと、あまりにもピッタリはまっていて驚かされるでしょう。MVでもメンバーは和服を着て歌っています。寺中さんがボーカルの主導権を握っているのが、また新鮮です。

■次のステップの始まりを告げる「スタ
ーリングスター」

2ndアルバム『HOT!』を経てリリースされた最新シングルには、前作と別のアニメタイアップがつきました。歌詞もメロディもこれまでになく爽やかで、MVに登場するメンバーのビジュアルも洗練されています。発売と前後して武道館のステージを成功させるなど、規模の大きい会場で演奏できる今だからこそ、新たな一面を見せられる余裕も感じます。「パラレル」に続く2曲目のTOP10ヒットとなりました。
大学の音楽仲間同士で始まったKEYTALKは、エモーショナルなメロディとバラエティ豊かなサウンドで、いつしか大きなステージに立つグループへと成長しました。次のステップは誰もが知る存在になることです。きっとその目標を叶える日はそう遠くないでしょう。
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OKMusic編集部

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