先週日曜日、東京ドームで行われたBIGBANGのライヴより 蟹江一平

先週日曜日、東京ドームで行われたBIGBANGのライヴより 蟹江一平

【連載コラム】蟹江一平がパリ同時テ
ロに憤る!(第15夜)

皆さんこんばんは、「蟹江一平の今夜も歌っていいですか?」第15夜です。
先週日曜日、東京ドームで行われたBIGBANGのライヴを観に行った。5万5千人のVIPで埋め尽くされた客席は、彼らのパフォーマンスを心から楽しむ歓声と笑顔で溢れ、僕も思いっきり楽しんだ。この中にテロリストがいたら……なんてことをふと、想像してしまったが、ライヴを楽しむ会場でもスポーツを観戦するスタジアムでも、人々が思いっきり楽しめる祝祭空間を「テロという卑劣な行為」で汚すことは決して許されない。この日のライヴを楽しむために額に汗して必死に働き、待ち望んでいる人がいるということをどうか忘れないで欲しい……

■パリ同時テロ

またしても痛ましいテロが起きた……
パリ同時テロ。過激派組織イスラム国メンバーの自爆テロだ。
「シリアで計画し、ベルギーで組織されたフランス人メンバーらによって実行された」という。中東のシリア・イラクを拠点とするイスラム国が、遠く離れた欧州でなぜ勢力を拡大し大規模な無差別テロを実行出来るまでになったのか…… 顔の見えないテロリストが世界中に分散し、潜んでいるかと思うと本当にゾッとし、同時に怒りが込み上げてくる。
主犯格の男の動向は数日前からある程度、掴めていたというが、それならなぜ事前にテロを防げなかったのか? フランス政府は、今年1月に起きた政治週刊誌「シャルリー・エブド」などを狙った連続銃撃テロ後に徹底的な対策を強化していたというが……歯がゆい結果になってしまった。
スマフォの普及で世界中の人々がSNSなどで簡単に繋がれる今、恐るべきテロ計画も簡単に共有出来て簡単に実行出来る……と言われている。今回のテロの報を受け、世界中に散らばるテロリストたちがまた新たなテロ実行に向けて画策しているのだろうか……フランス国内だけで、過激派は1万1千人以上いるという。
卑劣だ。卑劣極まりない。
どの国でも、国民は日々汗をかいて働き家族を養い、そして少ない余暇を楽しんでいるのだ。そんな人々の自由を奪う権利などテロリストにはない。
もはや対岸の火事ではないし、傍観者ではいられない。日本も、明日にでも大規模テロがどこかで起こる可能性は、大なのだ。テロを警戒しながら生きていくなんて息が詰まりそうだが、もう、そんな時代なんだろう。闇の中でほくそ笑むテロリストが、今夜も日本のどこかで計画を実行に移そうとしているのかもしれない。
恐ろしい時代になってしまったが、この混迷の時代を生き抜いて行かなければ明日は来ないのだ。
改めて、ジョン・レノンの「Imagine」を聴いた。
ジョンの優しい歌声とメッセージが胸に沁みて、切なくなった。
そして静かに目を閉じて、犠牲になった方々へ追悼の祈りを捧げた……

■バックナンバー

■蟹江一平プロフィール

蟹江一平 東京都出身、1976年生まれの39歳。
1999年NHK朝ドラ「すずらん」でデビュー。以後数々の映画、ドラマに出演するも15年以上もの間「やや売れ俳優」として地道に活動を続ける。
2014年10月、CX系「アウト×デラックス」出演後、バラエティー番組に出演し始め「2015年、やや売れ俳優からじょじょ売れ俳優になり始めた」(本人談)。
2015年10月からはTBSラジオ「ザ・トップ5」金曜パーソナリティを務めている。
(番組HP:http://www.tbsradio.jp/top954/
無類の音楽好きでカラオケ好き。夢は「CDを出して全国ツアーしたい!」とのこと、今後俳優業はどうなってしまうのかー?!
蟹江一平

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OKMusic編集部

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