〈てんぷくプロ〉の大好評シリーズ“超立体朗読劇”が再び! 昭和初期のミステリー小説、海野十三 作『深夜の市長』を名古屋のアトリエで上演
名古屋で36年に渡って活動を続ける役者集団〈てんぷくプロ〉が、アトリエの建物を存分に使って上演する大好評シリーズ“超立体朗読劇”を、4年ぶりに行う。今回上演されるのは、日本SFの黎明期に活躍した小説家・海野十三の『深夜の市長』。戦前の東京の風俗や当時の空想科学をふんだんに盛り込んだ、海野初の長編科学探偵小説として昭和11年に雑誌「新青年」で発表され、盟友・江戸川乱歩から名作と言われたという作品だ。