友川かずき
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友川かずきトモカワカズキ
50年、秋田で生まれた友川かずきは、勉強嫌いで文学に無縁だったある時、中原中也の詩「骨」に衝撃を受け、創作活動を始めたという。上京後、職を転々とするかたわら、URCレコードでのアルバイトを通し、あがた森魚と知り合い、中津川フォーク・ジャンボリーに参加。その後、故郷に一度帰るも再び上京、そこで恩人・宇崎竜童と出会う。彼の尽力によりシングル「上京の状況」や「生きてるって言ってみろ/人生劇場裏通り」をリリース、これを機に頭脳警察や寺山修二とも親交を深めた。また、石塚俊明(dr)と古家恭子(p&key)を主軸に据えた「ピップエレキバンド」での活動も有名である。友川の楽曲のどれもが、彼自身の声によって強烈なまでのインパクトを放っており、秋田なまりでアクの強い韻の響きにヴィブラードが組み合わさり、多くの人が「ゾクッ」とさせられることだろう。しかし、そのあまりに生々しく感じとれる一面も、彼の歌声を支えるバックトラックを一聴すれば、同時に洗練された感覚にも気づくはず。『3年B組金八先生』で使用された「トドを殺すな」でお茶の間にセンセーショナルを起こしたというのも、友川かずきを象徴する出来事だ。また、この他に画家や作家としての活動や、外波山文明主宰の劇団『はみだし劇場』に関わるなど、多方面でその創作意欲は発揮されている。
友川かずきのニュース
- 全日本歌謡情報センター2022年10月27日
- 全日本歌謡情報センター2022年10月23日
- 全日本歌謡情報センター2022年05月26日
曲・アルバム
青いアイスピック
2010年12月15日リリース
アルバム・9曲- 1 一人ぼっちは絵描きになる
- 2 青いアイスピック
- 3 どこへ出しても恥かしい人
- 4 先行一車
- 5 明るい耳
- 6 あれは兄達 -中原中也実弟、思郎さんへ-
- 7 鬼の日
- 8 花あそび
- 9 2010、夏、オガ(お母)
青いアイスピック
まぼろしと遊ぶ
2010年04月02日リリース
アルバム・8曲- 1 少年老いやすく ガクッとなりやすし
- 2 パチスロ化けの皮音頭
- 3 春は来た
- 4 串刺しオペラ
- 5 おとうと
- 6 まぼろしと遊ぶ
- 7 ねんねこ唄
- 8 ヤマウタ
まぼろしと遊ぶ
イナカ者のカラ元気
2009年06月10日リリース
アルバム・9曲- 1 星を食べた話
- 2 絵の具の空
- 3 三種川
- 4 夢の総量
- 5 ハタハタのうた
- 6 むそじのブランコ
- 7 イナカ者のカラ元気
- 8 チャンス
- 9 デッサン
イナカ者のカラ元気
靑い水赤い水
2008年04月25日リリース
アルバム・8曲- 1 あの子はたあれ
- 2 頑是ない歌
- 3 続・ボーする日 (ヘルペスとのたたかい)
- 4 靑い水 赤い水
- 5 昏醉然
- 6 いつか遠くを見ていた
- 7 海物語
- 8 カラブラン
靑い水赤い水
ライブ2005ー大阪・バナナホール
2005年12月21日リリース
アルバム・15曲- 1 あやかしの月 (Live)
- 2 サーカス (Live)
- 3 生きてるって言ってみろ (Live)
- 4 湖上 (Live)
- 5 ピストル (Live)
- 6 乱れドンパン節 (Live)
- 7 ワルツ (Live)
- 8 桑名の駅 (Live)
- 9 サトル (Live)
- 10 ユトリロの逃げ足 (Live)
- 11 赤いポリアン (Live)
- 12 春は殺人 (Live)
- 13 おとうと (Live)
- 14 一つのメルヘン (Live)
- 15 エリセの目 (Live)
ライブ2005ー大阪・バナナホール