The Sea and Cake
2702 views
0
フォロワー
The Sea and Cakeザ・シー・アンド・ケイク
アート・ロックのジャンルで高い評価を得ていたシュリンプ・ボート解散後、エリック・クラリッジ(b)とサム・プレコップ(vo&g)は元カクテルズ(←シュリンプ・ボートを少しおとなしくしたようなバンド)のアーチャー・プレヴィット(g/コミック漫画家としても有名。『SoF'BoY』の作者)を誘い、“シー・アンド・ケイク”を結成した。
ジャズやR&B、人力のドラムンベースを彷彿とさせるような力強く複雑なリズムに絡む甘いマイナー・コード。そして、サム・プレコップのスキャットに近い、流麗なウィスパー・ヴォイス。——それらが一体となった時、彼らならではの深遠な森の如しソウルフル・ナンバーが完成するのだ。心地よい軽めのナンバーも十八番にしているが、インストゥルメンタルやジャズ・テイストのポップな楽曲においても、同様に聴き手を楽しませてくれる。それはジョン・マッケンタイア(ds)の流れるようなドラミングに負うところも大きいだろう(また、彼はプロデューサー/リミキサーとしても天才肌である)。
95年のアルバム『ザ・ビズ』以降、ある種の中毒性をはらんだ、独特の“快適音楽世界”を確立することに成功したシー・アンド・ケイク。——静謐でいて浮遊感あふれる最新作『oui』(01年)は、ロックの未踏の分野へ切り込んだ傑作だ。
ジャズやR&B、人力のドラムンベースを彷彿とさせるような力強く複雑なリズムに絡む甘いマイナー・コード。そして、サム・プレコップのスキャットに近い、流麗なウィスパー・ヴォイス。——それらが一体となった時、彼らならではの深遠な森の如しソウルフル・ナンバーが完成するのだ。心地よい軽めのナンバーも十八番にしているが、インストゥルメンタルやジャズ・テイストのポップな楽曲においても、同様に聴き手を楽しませてくれる。それはジョン・マッケンタイア(ds)の流れるようなドラミングに負うところも大きいだろう(また、彼はプロデューサー/リミキサーとしても天才肌である)。
95年のアルバム『ザ・ビズ』以降、ある種の中毒性をはらんだ、独特の“快適音楽世界”を確立することに成功したシー・アンド・ケイク。——静謐でいて浮遊感あふれる最新作『oui』(01年)は、ロックの未踏の分野へ切り込んだ傑作だ。
The Sea and Cakeのニュース
- DIGLE MAGAZINE2021年11月11日
- DIGLE MAGAZINE2021年02月16日
- DIGLE MAGAZINE2020年06月09日
曲・アルバム
Runner
2012年09月05日リリース
アルバム・11曲- 1 New Patterns
- 2 On and On
- 3 Harbor Bridges
- 4 The Invitations
- 5 Pacific
- 6 Harps
- 7 The Runner
- 8 Neighbors and Township
- 9 Green Line
- 10 Skyscraper
- 11 A Mere
Runner
The Moonlight Butterfly
2011年05月11日リリース
アルバム・6曲- 1 Up on the North Shore
- 2 Monday
- 3 Inn Keeping
- 4 Covers
- 5 The Moonlight Butterfly
- 6 Lyric
The Moonlight Butterfly
Car Alarm
2008年10月14日リリース
アルバム・14曲- 1 Down In the City
- 2 Weekend
- 3 Car Alarm
- 4 Mirrors
- 5 A Fuller Moon
- 6 CMS Sequence
- 7 Pages
- 8 Also Ran
- 9 On a Letter
- 10 New Schools
- 11 Community Tour
- 12 The Staircase
- 13 Window Sills
- 14 Aerial
Car Alarm
Anybody - EP
Everybody
2007年05月08日リリース
アルバム・10曲- 1 Lightning
- 2 Coconut
- 3 Middlenight
- 4 Crossing Line
- 5 Up On Crutches
- 6 Too Strong
- 7 Exact to Me
- 8 Introducing
- 9 Transparent
- 10 Left On
Everybody