The Association
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The Associationジ・アソシエイション
なにかとソフト・ロックの範疇で語られるグループだが、高い実力をもったメンバーによる多様な音楽性はとても1つのジャンルに括れるようなものではない。彼らのサウンドから聴こえてくるものは、フォーク・ロックに始まりサイケデリックやカントリー・ロックなど多種多様なエッセンス。それらをさらに醸造し高純度のポップスとして抽出して呈示してみせたのである。
コーラスの魔術師カート・ベッチャーがプロデュースした初期のヒット「Cherish」や驚異の6声コーラス・スタイルを完成させた2ndアルバム『Renaissance』、全米No.1ヒットの「Windy」を含む3rd『Insight Out』も語り継がれるべき傑作なのだが、やはり突出した出来を誇るのが4th『Birthday』。前作から起用していた名手ボーンズ・ハウとのコラボレーションもここで最高点に達した。ドリーミーなメロディをゴージャスなハーモニーが包み込み、実験的なアレンジを施しながらも実にポップ。——サージェント・ペパーズ症候群の作品のなかでも、トップ・ランクに位置付けられるアルバムだ。
その後グループは70年代中頃まで活動を継続させるが、60年代後半の勢いを取り戻すことはできずに解散。80年代と90年代に再結成しているが、リリースされた作品はどれも平凡なものだった。
コーラスの魔術師カート・ベッチャーがプロデュースした初期のヒット「Cherish」や驚異の6声コーラス・スタイルを完成させた2ndアルバム『Renaissance』、全米No.1ヒットの「Windy」を含む3rd『Insight Out』も語り継がれるべき傑作なのだが、やはり突出した出来を誇るのが4th『Birthday』。前作から起用していた名手ボーンズ・ハウとのコラボレーションもここで最高点に達した。ドリーミーなメロディをゴージャスなハーモニーが包み込み、実験的なアレンジを施しながらも実にポップ。——サージェント・ペパーズ症候群の作品のなかでも、トップ・ランクに位置付けられるアルバムだ。
その後グループは70年代中頃まで活動を継続させるが、60年代後半の勢いを取り戻すことはできずに解散。80年代と90年代に再結成しているが、リリースされた作品はどれも平凡なものだった。
The Associationの連載コラム
- OKMusic編集部2022年07月04日
曲・アルバム
EmpTy TrEes
Along Comes Mary
All the Best Cherish
2015年03月23日リリース
アルバム・9曲- 1 Along Comes Mary
- 2 Just the Way You Are
- 3 You're in My Heart
- 4 It's a Lucky Day
- 5 Windy
- 6 Do That to Me One More Time
- 7 Never My Love
- 8 Isn't She Lovely
- 9 Cherish
All the Best Cherish
Windy - Single
Never My Love - Single