Tempest
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Tempestテンペスト
70年前後にブラス・ジャズ・ロックのパイオニア的存在だったコロシアム解散後、ドラマーのジョン・ハイズマンが一転してシンプルなロックを指向し結成。72〜74年と活動期間は短かったが、残された2枚のアルバムはアンサンブルのシャ−プさといい、各メンバーのテク&勘どころといい、この時代のブリティッシュ・ロックを代表するものといえる。超絶速弾きギタリストのイギリス代表(エドワード・ヴァン・ヘイレンも大ファンの)アラン・ホールズワースをメジャー・シーンに浮上させたのもこのバンドの功績だし、メンバー・チェンジ後に加入したオリー・ハルソール(元パトゥー)もまた、オーソドックスな中にトリッキーなフレーズを噛ませてくる彼独自のフレージングを、この時期に完成させている。
コロシアムといいテンペストといい、ハイズマンという人は新しいバンドを組むたびに素晴らしいニュー・フェイスを飛躍させており、ブリティッシュ・ロック界全体への貢献度という目で見たら、おそらく最高峰クラスの仕事をしている人かもしれない。しかし、テンペストもハード・ロックを極めるには、やや時遅しの感も免れず、ハイズマンは再びジャズ(当時の言葉で言えばクロスオーヴァ−)的展開を求めて新しいバンド、コロシアムIIを結成する。新たに抜擢されたギタリストの名前はゲイリ−・ム−アといった。 (小池清彦)
コロシアムといいテンペストといい、ハイズマンという人は新しいバンドを組むたびに素晴らしいニュー・フェイスを飛躍させており、ブリティッシュ・ロック界全体への貢献度という目で見たら、おそらく最高峰クラスの仕事をしている人かもしれない。しかし、テンペストもハード・ロックを極めるには、やや時遅しの感も免れず、ハイズマンは再びジャズ(当時の言葉で言えばクロスオーヴァ−)的展開を求めて新しいバンド、コロシアムIIを結成する。新たに抜擢されたギタリストの名前はゲイリ−・ム−アといった。 (小池清彦)
Tempestの連載コラム
- OKMusic編集部2020年08月14日
曲・アルバム
Control the World - The Tempest Anthology
Equilibrium
2015年03月02日リリース
アルバム・5曲- 1 Tim and Lydia's Wedding Day
- 2 La Belle Catherine / Over the Causeway
- 3 Hunting the Buffalo
- 4 Shiver Me Timbers
- 5 November Snowfall / Willie Coleman's / Andy de Jarlis
Equilibrium
The Tracks We Leave
2015年02月24日リリース
アルバム・11曲- 1 The Tracks We Leave
- 2 Vagabonds
- 3 The Brown Coffin
- 4 September Jig
- 5 The Leitrim Set
- 6 Ganesh
- 7 Sufing To Mecca
- 8 Fog On the Bay
- 9 Rantin' Rovin' Robin
- 10 Rattlin' Roarin' Willie
- 11 Alle Mann Hadde Fota
The Tracks We Leave
I Am Tempest. - EP
Destroyer - Single