【明田川進の「音物語」】第14回 木村昇さん、チャーリー・コーセイさんの思い出と、主題歌の変遷
前回、「はだしのゲン」の劇場アニメについてお話しました。その主題歌は「HARRY」名義で、「TALIZMAN(タリスマン)」というバンドでボーカルを担当していた木村昇さんが歌っています。しゃがれた渋い歌声で、「TALIZMAN」時代から挙げると「姿三四郎」や「未来警察ウラシマン」、特撮では「宇宙刑事ギャバン」の挿入歌などを手がけている方です。「ルパン三世」第2シリーズのエンディング「LOVE IS EVERYTHING」もそうですね。当時僕が関わっていたゴダイゴとも縁のある方で、アニメの歌をやりだしたら、やっぱり今までのアニメソングとは感じが違うというので、みんな飛びついたかたちです。