LUI FRONTiC 赤羽JAPAN

新型コロナウィルス渦の中、アイドル界の新星PIGGSが誕生しました。2020年初頭、BiSをはじめ様々なグループで活躍してきたプー・ルイが株式会社プープーランドを立ち上げ、自らオーディションを開催。勝ち抜いた4人のメンバーとプー・ルイを合わせた5人組アイドルグループとしてYouTube配信を中心とした活動を行なっています。 今だからこそ出来ることを最大限に活かし、7月1日に1stアルバム『HALLO PIGGS』をリリース。7月25日には観客35名の前でお披露目ライブを無事遂行したPIGGS。活動規制が強いられるこの時代をプー・ルイはどう企てていくのでしょうか。

プー・ルイ（Vo）をはじめ、バンドメンバー全員がそれぞれの活動に専念すべく、すでに休止状態だったものを正式に解散させることになったとのこと。以後はそれぞれの活動を引き続き見守っていてほしい。

常に話題を振りまき、破天荒な活動を繰り広げ、ちょうど 2年前に横浜アリーナで解散ライブを成功させたBiSのリーダー現LUI FRONTiC 赤羽JAPANのvo.プールイが元BiSサウンドプロデューサー松隈ケンタと元BiSマネージャー渡辺淳之介と元BiSの所属レーベルであるつばさレコーズにてBiSを再始動させることを発表した。

1stシングル「リプミー」、2ndシングル「ワンダーループ」をはじめ、バラエティー豊かな曲が揃った、ファンならずとも楽しめる1stフルアルバム『UP! UP!! UP!!!』。バンドとしての決意が固まった今、2016年は彼らの年になると言っても過言ではない！ 取材：水谷エリ

メジャーデビューシングル「リプミー」は“私たちはこんなバンドです”という名刺代わりの一作となったわけだが、新作の「ワンダーループ」ではルイフロの魅力全開！　ライヴバンドとしての自信があふれている。カップリング含め、これからのライヴで盛り上がる曲になること間違いなし。 取材：水谷エリ

元BiSという肩書きはすぐに外れることだろう。そう言い切れるほど、ヴォーカルのプールイはひとりのアーティストとして成長している。また、そんな彼女の魅力を倍増させているのがテンペスト竹内（Gu）と小原 just begun（Ba）。3人が心から届けたいメッセージ、「リプミー」で感じてほしい。 取材：水谷エリ

　1stフルアルバム『UP! UP!! UP!!!』のリリースパーティーということで、Su凸ko D凹koiとポタリをゲストに迎えて開催された、ルイフロにとって2016年一発目のライヴ。ロックが反逆の音楽だとすれば、ルイフロのロックは自分たちを取り巻く環境であり、弱い自分への反逆だろう。不器用者が苦悩や焦燥を全て晒して、高らかに夢を歌う…まさに生き様が落とし込まれたナンバーがアルバムには詰まっていた。そんな同作の収録曲が矢継ぎ早に投下されると、それに共鳴＆共感するようにフロアーはひとつの熱気の塊となっていく。待望ツアーの開催も発表され、“今年も波瀾万丈になりそうです”という言葉を残して幕を閉じた本公演。ここからもう一度スタートダッシュをかけようとするバンドの意気込みと、それを全身で受け止めているファンの姿が印象的だった。

　観客600人を集めることができたらメジャーデビュー。そんな公約をクリアーしたのが今年初め。その後、タイミングよくCDをリリース。LUI FRONTiC 赤羽JAPANの活動は順調だった。だからこそ、日本武道館を目指すという目標を掲げて挑んだ今日のライヴも、メンバー全員気合いが入っていたに違いない。「サイ子」や「パンケーキ」のような激しさを持つ曲ではフロアーと一体となって盛り上がり、「どうして」や「WALK THIS WALK」では観る者を一気に引き込むほどの説得力を持って歌っていく。“挫折して這い上がってこそプールイだし！”と言うだけに、満員の会場を観ることができなかったのは彼女にとっても残念だったようだが、ギターのテンペスト竹内とベースの小原 just begunと一緒に前を向いて歌っていけば、武道館も夢では終わらないはずだ。