『TOKIO SHAMAN vol.10』がWWW全館開放にて開催 4s4ki、CVLTE、(sic)boyら出演
釈迦坊主による自主企画『TOKIO SHAMAN vol.10』が1月9日(火)に開催される。今回は東京・渋谷WWW、WWW X、WWWβの全館を解放しての開催となり、3つのフロアを舞台に釈迦坊主をはじめとする多彩なアーティストがシーンやジャンルを越境して一堂に会する。
『TOKIO SHAMAN』は釈迦坊主により恵比寿BATICAにて2018年4月よりスタートした企画。2023年現在の日本におけるヒップホップ・シーンの発展に大きく寄与したイベント・シリーズであり、シーンに軸足を置きつつもその垣根を軽々と乗り越えるようなミクスチャー感覚溢れるアクトの取り合わせが大きな支持を集めた。また、各回がデイタイムでの開催という点も特徴的で、ナイトタイムの外側における新たなムーブメントの形成に数多くのユースを巻き込んできた側面も持つ。その規模はCIRCUS OSAKA、LIQUID ROOMと全国規模まで拡大し、Tohjiや(sic)boy、4s4kiなどシーンの最前線で活躍するアーティストの飛躍の場となっただけでなく、多くの若手や才能・異能が集結するイベントとしても大きな注目を集めてきた。
コロナ禍においてSOUND MUSEUM VISION(現在は閉店)を舞台とした第9回目が幻に終わるなど、5年に及ぶ歴史のなかで紆余曲折を経てきたものの、第10回目となる今回は、これまでの『TOKIO SHAMAN』らしい土の香りが漂う妖艶なムードはそのままに、2020年代以降の未来を築く新たな風も取り入れたラインナップが集結。2010年代末にかけて育まれた文化の芽が、6年目を迎え華々しく開花する。ヒップホップ・シーンにおけるオルタナティブな表現との遭遇を体感できる貴重な一夜となるだろう。
また、今回は先行抽選を12月5日(火)正午より12月7日(木)23:59までの受付期間で実施。未成年を対象としたディスカウントも限定枚数で用意されており、対象者は割引価格での入場が可能となる。
BASE TEXT:松島広人
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