44MAGNUM

LOUDNESS、EARTHSHAKER、44MAGNUM、MARINO、Gargoyleーー。1980年代初頭、日本のハードロック/ヘヴィーメタルは大阪から日本中へ、そして世界へと羽ばたいた。それら数々のバンドを送り出したライブハウスが心斎橋BAHAMAである。そんな同店舗からの出身バンドが中心となり、その開業から60年を祝うべく、10月29日（日）にGORILLA HALL OSAKAにて開催される『-心斎橋BAHAMA 60周年記念イベント- JAPAN HEAVY METAL FANTASY 2023 【BAHAMA STILLALIVE 1963-2023】』。出演はEARTHSHAKER、44MAGNUM、MARINO、Gargoyleに加え、ゲストで二井原実（LOUDNESS）が既に発表されているが、この度PRESENCEの電撃追加出演が発表となった。

LOUDNESS、EARTHSHAKER、44MAGNUM、MARINO、Gargoyleーー。1980年代初頭、日本のハードロック/ヘヴィーメタルは大阪から日本中へ、そして世界へと羽ばたいた。それら数々のバンドを送り出したライブハウスが心斎橋BAHAMAである。そんな同店舗からの出身バンドが中心となり、その開業から60年を祝うべく、10月29日（日）にGORILLA HALL OSAKAにて『-心斎橋BAHAMA 60周年記念イベント- JAPAN HEAVY METAL FANTASY 2023 【BAHAMA STILLALIVE 1963-2023】』が開催されることが決定した。出演はEARTHSHAKER、44MAGNUM、MARINO feat.YOSUKE MIYAKE、Gargoyle（Support / Gr.KENTARO / Ba.TOSHI / Dr.KATSUJI）に加え、ゲストで二井原実（LOUDNESS）も登場する。

日本のハードロック・ヘヴィメタル界のレジェンド44MAGNUMが、2008年に東京・中野サンプラザにて行われた伝説のジャパメタ・イベント『JAPAN HEAVY METAL FANTASY～KANSAI NAGURIKOMI GIG 2008～』に出演した際のライヴ音源が、ソニーの360立体音響技術を使った臨場感満点の「360 Reality Audio」で11月9日より配信が開始された。

1980年代半ば、日本のロックシーンにブームを巻き起こしたハードロック／ヘヴィメタル。のちに“ジャパメタ”と呼ばれることになる、そのムーブメントの中心にいたのは決して大きくないライヴハウス、大阪・心斎橋BAHAMAで研さんを積んだバンドたちだった。そのBAHAMAが開店したのが1963年10月29日。そこからちょうど60年目となったこの日、BAHAMA出身のミュージシャンたちによるアニバーサリーイベントが開催された。集うは、EARTHSHAKER、44MAGNUM、MARINO feat.YOSUKE MIYAKE、PRESENCE、Gargoyle、そしてLOUDNESSから二井原実。日本の音楽シーンに確かな足跡を刻んだレジェンドばかりだ。チケットは発売と同時に瞬く間にソールドアウトし、聞けば出演バンドの関係者ですら枚数制限がかかったほどだったというから、往年のロックファン、メタルファンたちは決して見逃すことができない重要イベントだったと言える。奇しくも、今年のプロ野球日本シリーズはオリックスバファローズ VS 阪神タイガースという59年振りの関西対決ということで、関西の野球ファンは盛り上がり、この日の夜も京セラドーム大阪では熱戦が繰り広げられていた様子。しかし、GORILLA HALL OSAKAも、野球に負けずとも劣らない、歴史に残る、熱ーい一夜となったのだった。

　先週、EARTHSHAKERのデビュー作『EARTHSHAKER』を紹介したが、そうなると、80年代前半に人気、実力ともにそのEARTHSHAKERと双璧を成したこのバンドのことも語らねばなるまい。44MAGNUMだ。LOUDNESSやVOW WOWが扉を開けた和製ヘヴィメタルシーンをさらに押し上げ、所謂“ジャパメタ”ブームをけん引したバンドである。そればかりか、彼らがシーン全体に与えた影響を考えると、日本ロック史における転換点のひとつとも言える存在なのかもしれない。今、聴いてみても、そんなインフルエンサーの片鱗たっぷりのデビュー作『DANGER』から、44MAGNUMの偉大さを考察してみたい。