青山☆聖ハチャメチャハイスクール

瀬名あゆむのAV vs アイドル

THE WiLD TRUMPS は、アイドルとメロコア（メロディック・ハードコア）を融合させた「メロコア」をコンセプトに掲げ、若くて元気なメンバーによる熱くて激しいライブを繰り広げるグループとして活動していくという。昨年8月からのシングル予約販売3000枚という試練を12月に見事に達成し、今回のアイドルデビューが決定した。 ライブの冒頭でセンターを務めるミラノ・ジ・エンパイアは、イントロが流れ始めたのを中断していきなり手紙を読み始めた。 「私は2年前に活動を始めましたが、7人いた初期メンバーが次々と辞めていって、私がここに残ると決めたのは大きな決断でした。でも、このグループを最初で最後の場所にする覚悟でやり続けてきて、今この場所に立っています。私のすべてを賭けたこの活動を通して、私がここにいることの意味を伝えたいです。 これまでメンバーや運営さんと壁ができて"私は必要ないんじゃないか"と悩んで挫けそうになったこともありました。でも、悩みを抱えこんでいるだけじゃ何も始まらないことに気づいてからは、悔しくて負けたくない気持ちをバネにして、ちゃんと認めてもらって上に行こうと決意しました。そうしてたくさんのことを学んで強くなって、今の私と環境を手に入れることが出来ました。今回のデビューが決定したことで、今までコツコツと積み上げてきた努力が少しでも認めてもらえたのかなって思います。MFガールズがどん底まで落ちたときも、私はグループを変えたいと強く思いました。私にはあきらめるなんて選択肢はなかったし、その考えに間違いはなかったです。 初期の頃から心からの願いだったデビューという夢を叶えて、時間はかかっても諦めなければ夢は実現するし、ちゃんと結果はついてくるんだということをしっかり噛み締めています。私はこれからも初期メンバーでは叶えられなかった夢を、この9人のメンバーでひとつひとつ作り上げてみんなに見せてあげたいです。いままでMFガールズを応援してくれたファンの方たち、支えてくれた家族や運営さんには本当に感謝しています。だからこそ、みなさんにはこの9人でしか作れない景色をひとつひとつ目に焼き付けて欲しいので、これからも私たちを見守ることを任命したいと思います。私たちは誰ひとり欠けることなく駆け抜けていくので、どうぞよろしく応援してください」 他のメンバーが目をうるませ、ちょっとしんみりしたムードを打ち破るかのようにライブでは激しい曲を連発し、集まったファンたちをヒートさせていた。

＜新垣隆氏コメント＞ まさかこのような、アイドルをプロデュースするという機会をもらえるとは思ってもいなかったのですが、とは言え、非常に興奮しましたし、このような音楽の現場に携わることが出来たことというのは、非常に大きな喜びでした。 常々、まわりくどいものを排してなるべくストレートな表現をしたいと思っていますので、たとえ「アイドル」であっても、ストレートさというものを追求しました。“宇宙一ハチャメチャなアイドルグループ”と謳う彼女たちのキャラクターを最大限に発揮できるように、いろんな要素をとにかくたくさん出したい、、、ポップスから、果ては現代音楽まで、あらゆるジャンルを飛び交いながらというイメージではありながらも、ストレートで明快なものを目指しました。 自分が小さい頃はテレビをよく見ていて、河合奈保子さんや柏原芳恵さんなどのアイドルのお姉さんたちを見て育ちましたので、こうしてアイドルと音楽で関わるというのは、非常に感慨深いものがあります。最近でこそ、このように若い女の子たちに囲まれるということは全くないんですけども、以前、音楽大学に関わっていました際には、多くの女子学生たちと関わっていましたので、すごく懐かしい感じがしました。