椿屋四重奏

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    椿屋四重奏ツバキヤシジュウソウ

    00年に仙台で結成された唯一無二のロック・バンド。現在のメンバーは中田裕二(vo&g)、永田貴樹(b)、小寺良太(dr)の3人。“和”を意識した楽曲、ライヴを“演舞”と呼ぶなど、艶ロックと称される強烈な個性で日本のロック・シーンに新たな風を吹き込んでいる。主に作詞・作曲を担当している中田は、安全地帯やTHE YELLOW MONKEY、CHAGE&ASKAなどに多大な影響を受けている。
    02年に、幾度のメンバー・チェンジを経て、中田、永田、小寺の3人編成となり、03年8月に<DAIZAWA RECORDS>より1stミニ・アルバム『椿屋四重奏』でデビュー。アルバム全体にみなぎる初期衝動と鋭角的なサウンド、そして艶やかに非日常を歌う世界観が巷で話題を集め、その名を一躍全国に轟かす。

    04年4月、1stフル・アルバム『深紅なる肖像』を発売。他の追随を許さぬハードでドラマティックな激情サウンドを確立。各地でワンマン・ライヴを成功させ、インディーズながら『ROCK IN JAPAN FES』はじめ全国の夏フェスやイベントに出演。05年6月に1stシングル「紫陽花/螺旋階段」をリリース後、全国各地でパワー・プレイを獲得、テレビ朝日系『ミュージックステーション』などの地上波テレビ出演により大反響を得る。
    九段会館でのワンマン・ライヴの際に、サポート・ギタリストとして安高拓郎を新たに迎え入れる。05年9月に第一期・椿屋四重奏を総括した2ndフル・アルバム『薔薇とダイヤモンド』をリリース。その後、06年3月にSHIBUYA-AXで行われた『熱視線IV 〜ENDLESS GAME〜』公演にて、サポート・メンバーとして参加していた安高のメンバー正式加入を発表、晴れて真の「椿屋“四重奏”」となった。4人編成としての新たなスタートを切った椿屋四重奏を世に知らしめるべく放たれた2ndシングル「幻惑」では超攻撃型ロック・ナンバーを披露。同年の大晦日には、バンド史上初となるカウントダウン・ライヴ『ナカノ・サンライズ』を開催。

    約3年間のインディーズ活動を経て、07年5月にシングル「LOVER」で<ワーナーミュージック・ジャパン>よりメジャー・デビュー。同年8月には、ダイナミックなバンド・サウンドと文学的に綴られた歌詞によって表現された「恋わずらい」を発表。08年3月には既発シングルを含むメジャー1stアルバム『TOKYO CITY RHAPSODY』をリリース。更に進化した椿屋サウンドとポピュラリティーが見事に結実した傑作が誕生した。このアルバムを引っさげて各地でライヴを開催、企画ワンマン・ライヴ『熱視線』も定期的に行い、シングルの発売が待ち望まれていたが、約1年半年ぶりとなる音源は、09年8月にメジャー2ndアルバム『CARNIVAL』としてリリースされた。

    そして、全国31ヶ所32公演『TOUR '09 CARNIVAL』の振替公演が終了直後の10年3月1日、音楽的な方向性の違いにより安高拓郎が脱退。当初のメンバーである3人編成に戻ったものの、安高が所属した4年間を糧として精力的な活動を展開。5月には、東海テレビ・フジテレビ系昼ドラマ『娼婦と淑女』の主題歌に抜擢されたシングル「いばらの道」を発売し、今までのファンに加えて、多くの主婦層のファンも獲得した。同年8月にはメジャー3rdアルバム『孤独のカンパネラを鳴らせ』をリリースし、年末には地元・仙台で約4年ぶりとなるカウントダウン・ライヴ『SENDAI SUNRISE』を開催。作品を発表する度に進化を遂げ、バンド結成10周年を最高の形で締め括った彼らだったが、11年1月11日、永田貴樹(b)の脱退を受け、苦渋の決断とも言える解散を発表した。今後、永田貴樹(b)は音楽活動を辞め新たな道に進むことになり、中田裕二(vo&g)と小寺良太(dr)は、別の形で音楽活動を継続していく。

    椿屋四重奏のニュース

    椿屋四重奏のインタビュー

    椿屋四重奏のライヴレポート

    曲・アルバム

    • BEST OF WARNER YEARS

      2011年04月06日リリース
      アルバム・16曲

      • 1 マテリアル
      • 2 いばらのみち
      • 3 シンデレラ
      • 4 恋わずらい
      • 5 LOVER
      • 6 流星群
      • 7 螺旋階段(acoustic version)
      • 8 CRAZY ABOUT YOU
      • 9 フィナーレ
      • 10 ロスト・チルドレン
      • 11 red blues
      • 12 トーキョー・イミテーション
      • 13 不時着
      • 14 マイ・レボリューション
      • 15 NIGHTLIFE
      • 16 アンブレラ

      BEST OF WARNER YEARS

    • マテリアル - EP

      2010年11月17日リリース
      アルバム・3曲

      • 1 マテリアル
      • 2 ロスト・チルドレン
      • 3 マテリアル(Instrumental)

      マテリアル - EP

    • 孤独のカンパネラを鳴らせ

      2010年08月04日リリース
      アルバム・11曲

      • 1 いばらのみち
      • 2 ミス・アンダースタンド
      • 3 red blues
      • 4 流星群
      • 5 思惑と罠
      • 6 ブランケット
      • 7 ブライテスト・ダークネス
      • 8 LOOK AROUND
      • 9 ロンサム
      • 10 漂流
      • 11 NIGHTLIFE

      孤独のカンパネラを鳴らせ

    • いばらのみち - EP

      2010年05月26日リリース
      アルバム・3曲

      • 1 いばらのみち
      • 2 ミス・アンダースタンド
      • 3 いばらのみち(acoustic version)

      いばらのみち - EP

    • いばらのみち - Single

      2010年05月19日リリース
      アルバム・1曲

      • 1 いばらのみち

      いばらのみち - Single

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