サムシング・エルス

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    伊藤大介、今井千尋、大久保伸隆の3人は地元・千葉県柏駅前でストリート・ライヴを行っていたところ、音楽業界関係者の目にとまり、96年にシングル「悲しきノンフィクション」でデビューを果たす。その後もコンスタントに作品を発表するが、セールス的には良い結果に結びつかず、解散寸前に追い込まれる。そんな矢先、日テレ系バラエティ番組『雷波少年』出演の白羽の矢が立ち、「合宿所でシングル制作に専念。そのシングルがオリコン20位以内に入らなければ、バンドは即解散。転職」という企画で最終通告的命題を突きつけられる。そして試行錯誤の末、完成したシングル「ラスト・チャンス」をリリース。オリコン初登場2位を記録し、一躍その名を世に知らしめた。一切のギミックを排したストレートな歌詞と、耳に心地よいアコースティック・サウンドは、誰しもが共有できるものだ。『雷波少年』による認知度の高さが好セールスにつながったのは否めないが、大久保の透き通るような高音のヴォーカルと、今井、伊藤の完璧なハーモニーは合宿生活でより一層強固になったといえるだろう。

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